小田 隼也(Toshiya Oda)

 1992年、兵庫県明石市生まれ。2008年から5年間、明石工業高等専門学校にて工学の基礎を学ぶ。2013年に神戸大学へ編入学し、港湾構造物(桟橋)の耐震設計に関する研究を3年間行う。2017年に神戸大学大学院を修了後に建設コンサルタントに就職し、港湾構造物の設計業務に約7年携わる。その間、独学でプログラミング技術を習得。2023年に独立して「小田構造設計」を開業。現在は、港湾構造物の設計やツール開発を行う。

 その他、ファイナンシャルプランニングから住宅リノベーション設計までワンストップで行う「合同会社コトカデザイン(Kotka Design)」を2024年4月に設立。主にFP業や不動産業を担当。

経歴

■ 2013年3月 明石工業高等専門学校 都市システム工学科 卒業

■ 2015年3月 神戸大学 工学部 市民工学科 卒業

■ 2017年3月 神戸大学大学院 工学研究科 市民工学専攻 博士前期課程 修了

■ 2017年4月 中央復建コンサルタンツ株式会社 入社

■ 2023年12月 中央復建コンサルタンツ株式会社 退職

■ 2024年1月 「小田構造設計」 開業

■ 2024年4月 「合同会社コトカデザイン(Kotka Design)」 設立

業務経歴

年度港湾構造形式設計レベル備考
2017年度(H29d)神戸港杭式ドルフィン基本・細部設計
2017年度(H29d)杭式防波堤基本・細部設計H30設計事例集執筆
2018年度(H30d)大分港重力式岸壁(ケーソン)
桟橋+重力式護岸(ケーソン)
概略設計
(L2地震動対応)
2018年度(H30d)別府港重力式岸壁(ケーソン、セルラー)概略設計
(L2地震動対応)
2018~23年度
(H30~R5d)
大阪港杭式防波堤(通常構造、ジャケット)
重力式防波堤(ケーソン)
浮桟橋(杭係留)
概略・基本設計
2018~20年度
(H30~R2d)
三河港重力式岸壁(ケーソン)
矢板式岸壁
疑似重力式岸壁(固化改良体)
ガントリークレーン
基本設計
(L2地震動対応)
2018~20年度
(H30~R2d)
三河港ガントリークレーン基礎基本・細部・実施設計
2019~22年度
(R1~4d)
研究係船直柱・曲柱設計手法の検討
2019年度(R1d)北九州港矢板式岸壁(控え直杭、二重矢板)
桟橋(ジャケット)
概略設計洋上風力発電基地港湾
2020年度(R2d)北九州港矢板式岸壁(控え直杭、自立矢板)
疑似重力式岸壁(固化改良体)
桟橋(ジャケット)
基本設計洋上風力発電基地港湾
2020年度(R2d)大阪港重力式岸壁(ケーソン)
矢板式岸壁(控え直杭)
概略設計
(L2地震動対応)
2021年度(R3d)相馬港重力式防波堤(ケーソン)基本・細部設計
2022年度(R4d)雲雀野重力式護岸
(ケーソン、方塊B、捨石傾斜堤、直立消波B)
基本・細部・実施設計廃棄物埋立護岸

研究実績

■ 2014年4月~2017年3月:神戸大学 都市安全研究センター 長尾研究室 所属

 ○ 2015年 卒業論文
  「固有周期を用いた桟橋の地震被災程度の判定手法に関する研究」

 ○ 2017年 修士論文
  「地盤変形の影響を考慮した桟橋の耐震性能簡易評価法に関する研究」

 ○ 2017年 海洋開発シンポジウム
  「地盤変形の影響を考慮した桟橋の耐震性能簡易評価法に関する研究」

 ○ 2023年 International Journal of GEOMATE
  「DISTRIBUTION OF THE SUBGRADE REACTION MODULUS FOR ANCHOR PILES WITH VARIOUS INCLINATION ANGLES」

保有資格

■ 2017年:CAD利用技術者1級
■ 2018年:海洋・港湾構造物設計士補
■ 2020年:技術士[建設部門 港湾及び空港]
■ 2023年:日商簿記検定2級
■ 2024年:2級ファイナンシャル・プランニング技能士